【都道府県別】南海トラフだけじゃない!移住先の災害リスクは!?

こんにちは!ともです。
東日本大震災が移住を考えているきっかけになった方もいらっしゃると思います。
今回は一番危険度が高いと言われている南海トラフ地震と、その他の災害リスクについて都道府県別に紹介いたしますので移住先の検討材料にしてください!

南海トラフ地震の高リスク地域は!?

今更説明の必要はないと思いますが、南海トラフ地震とはこのようなものです。

南海トラフ巨大地震は、フィリピン海プレートとアムールプレートとのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いが震源域と考えられている巨大地震。時に超巨大地震となることもある。詳しくは南海トラフ沿いの巨大地震と呼ばれる。

ウィキペディア

そして、その自身が起こった際に高リスクとされている地域のランキングが下の表の通りになります

都道府県死者数負傷者数要救助者数避難者数
静岡県109,00092,00065,0001,100,000
和歌山県80,00039,00024,000460,000
高知県49,00047,00041,000500,000
三重県43,00066,00034,000690,000
宮崎県42,00023,00017,000350,000
徳島県31,00034,00022,000370,000
愛知県23,000100,00071,0001,900,000
大分県17,0005,1003,800120,000
愛媛県12,00048,00023,000540,000
10大阪府7,70065,00017,0001,500,000
内閣府: 南海トラフ巨大地震の被害想定(第二次報告)について
とも
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南海トラフ地震は今後30年以内に80%の確率で起こると言われています。

入っていなけれけば絶対に安全というものではないですが、これから移住先を検討する上では参考にしてもいいのではないでしょうか。

台風が上陸しやすい都道府県は!?

一番身近な自然災害とも言える台風。
下の図は過去に台風が上陸した数を都道府県別に示しています。
(上陸数:台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達すること)

※統計期間:1951年~2019年第29号まで

都道府県上陸数
1鹿児島県41
2高知県26
3和歌山県24
4静岡県21
5長崎県17
6宮崎県14
7愛知県12
8千葉県9
9熊本県8
10徳島県7
気象庁: 台風上陸数

九州、四国から関東にかけて太平洋側に集中しているのが分かりますね。

とも
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日本海側の地域は台風に関してはかなりリスクが低いと言ってもいいのではないでしょうか。

自然災害に対するリスク指標「GNS」

これまでに挙げたように様々な要素があるので、どのような点を重視するかによってどの都道府県がリスクが高いのかも変わると思います。
ただ、ハード・ソフト双方のリスクを総合的に評価した「GNS:Gross National Safety for natural disasters」という指標がありますので、客観的なリスクを参考にしたい方は是非ご覧ください。

GNS指標とは、簡単にいうと「地震」「津波」「高潮」「土砂災害」「火山噴火」というリスク要素に対して、「ハードウェア対策」「ソフトウェア対策」がどれだけなされているかを数値化したもので、都道府県別のランキングは下記の通りになります。

Rank都道府県GNS曝露量脆弱性ハードソフト
1徳島県8.9723.737.834.241.5
2愛知県8.1521.637.73540.5
3新潟県820.439.336.941.8
4大阪府7.921.836.238.234.2
5東京都7.6721.935.133.736.5
6千葉県7.5418.241.335.447.3
7三重県7.242036.232.340.1
8神奈川県720.234.634.434.9
9静岡県6.9117.938.634.942.3
10埼玉県6.8917.639.135.143
11和歌山県6.8618.1383342.9
12愛媛県6.5217.237.933.242.6
13香川県6.1316.6373836.1
14高知県5.861539.136.441.9
15山梨県5.6216.833.527.439.6
16山形県5.0613.238.334.941.7
17大分県4.9413.137.835.540
18長崎県4.681238.933.344.5
19岐阜県4.511334.730.139.3
20宮城県4.4411.439.136.641.5
21長野県4.1711.237.234.739.7
22秋田県4.0510.438.833.244.5
23茨城県3.9110.238.535.941
24京都府3.8710.138.23937.5
25福井県3.8610.73632.139.8
26富山県3.8610.935.332.338.3
27滋賀県3.851038.336.839.8
28兵庫県3.8510.237.939.336.5
29福島県3.588.741.237.145.4
30熊本県3.539.736.336.436.2
31奈良県3.419.23734.639.3
32沖縄県3.357.942.238.645.9
33山口県3.3936.839.234.4
34青森県3.248.438.432.244.7
35岡山県3.198.637.236.238.3
36岩手県3.15839.632.946.2
37石川県2.747.635.834.936.8
38福岡県2.667.336.538.934.1
39鹿児島県2.376.33838.837.1
40北海道2.285.343.340.945.6
41島根県2.266.236.833.939.6
42広島県2.025.139.940.139.6
43群馬県1.975.337.435.739.1
44佐賀県1.273.437.835.839.7
45宮崎県1.193.237.433.641.3
46栃木県0.832.23837.438.7
47鳥取県0.772.234.229.339.1
自然災害に対するリスク指標 GNS[2017年版]
とも
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近畿や関東など同じ地方でも都道府県によって順位がかなり違うことがわかりますね!

市区町村のレベルでも対策に差はあるので、移住先が絞り込まれてきたら自治体のホームページなどを個別に見ていくことをお勧めします。
上の表へのリンクを貼っておきますので、詳しい説明は報告書よりご確認ください。

まとめ

移住先を決める上で重要な災害リスク。
災害の起こる可能性だけではなく、自治体の対策にも目を向けていきたいですね!

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